第1回公演『その川に流るるは…』

2008年12月16日(火)~21日(日)
銀座みゆき館劇場(計8ステージ)

第1回公演『その川に流るるは…』チラシ表 第1回公演『その川に流るるは…』チラシ裏

ユーゴ内戦下、戦争にのみこまれてゆく普通の若者達を描いた群像劇。

セルビア出身のドラガン・ストイコビッチ選手(1999年当時)が
Jリーグ公式戦中に起こした、NATO空爆への抗議行動をきっかけに
誕生した作品です。

相対する勢力それぞれの状況を同じ俳優が同じセットで演じるという
シンプルながらも野心的な試みと、善悪二元論ではないパースペクティブな視座からの群像描写が高く評価されました。

CAST

中山一朗 / 井上智之 / 椿 真由美 / 和田哲作
馬場恒行 / 安藤 瞳 / 豊田茂
井上裕朗 / 眞藤ヒロシ / 矢内文章

STAFF

       作・演出 矢内文章
       演出助手 カトウシンスケ
         美術 宇野奈津子
         照明 石島奈津子
         音響 橋本絢加
ヘアメイクアドバイザー 鎌田直樹
       舞台監督 井関景太(るうと工房)
         制作 松本恵美子
    プロデューサー 冨士山和夫
         主催 アトリエ・センターフォワード
            OPTLAND ENTERTAINMENT JAPAN

第2回公演『一条家サロン ~アラブルカゼニクツオトガタカナル~ 』

2009年7月23日(木)~29日(水)
シアター風姿花伝(計10ステージ)

第2回公演『一条家サロン』チラシ表 第2回公演『一条家サロン』チラシ裏

舞台は昭和10年の日本。
政商の父を満州で亡くし、東京の屋敷に戻ってきた三姉妹。だがそこは放蕩三昧の長男とその友人たちがタムロするサロンと化していた…。

チェーホフの「三人姉妹」「桜の園」をモチーフに、世界大恐慌から
大戦争へ向かった時代のワンカットを描いた書き下ろし第2作。

CAST

椿 真由美 / 立原 麻衣 / 佐藤 麻衣子 / 原 扶貴子
五十嵐 明 / 高松 潤 / 矢内文章
井上裕朗 / 眞藤 ヒロシ / 吉田智則

STAFF

       作・演出/矢内文章
       演出助手/カトウシンスケ
         美術/宇野奈津子
         照明/深瀬元喜
         音響/上野 雅
      ヘアメイク/梅澤裕子
ヘアメイクアドバイザー/鎌田直樹
       舞台監督/鈴木晴香(るうと工房)
         制作/松本恵美子
    プロデューサー/冨士山和夫
         主催/アトリエ・センターフォワード
            OPTLAND ENTERTAINMENT JAPAN

第3回公演『ブルー・ウォーター ~20XX火星編~』

2010年3月3日(水)~10日(水)
シアター風姿花伝(計11ステージ)

第3回公演『ブルー・ウォーター ~20XX火星編~』チラシ表 第3回公演『ブルー・ウォーター ~20XX火星編~』チラシ裏

さび色の大地にドーム型のコロニー。
火星へと流れ着いた水源探索者たちは、唯一の酒場で酔いをまわす。

きっかけは、その女だった…。

書き下ろし第3作はなんとSF。「水」をキーワードに、環境問題や
格差問題をおりこみつつ、人間の「欲」や「こころ」に迫った意欲作。

CAST

中川安奈 / 椿 真由美 / 佐藤麻衣子 
栗原 茂 / 斉藤直樹 / 佐藤晴彦 / 巌 大介 
五十嵐 明 / 眞藤ヒロシ / 矢内文章

STAFF

       作・演出 矢内文章
       演出助手 大久保遼 カトウシンスケ
         美術 宇野奈津子
         照明 宮野和夫
         音響 上野 雅
      ヘアメイク 梅澤裕子
ヘアメイクアドバイザー 鎌田直樹
       衣裳進行 及川千春
       舞台監督 深沢亜美(るうと工房)
         制作 松本恵美子
 トータルアドバイザー 冨士山和夫
         主催 アトリエ・センターフォワード

第4回公演『中庭にリング』

2010年11月17日(水)~24日(水)
シアター風姿花伝(計11ステージ)

第4回公演『中庭にリング』チラシ表 第4回公演『中庭にリング』チラシ裏

働き盛りの男女が老後を支えあおうと集まったコミュニティ。
希望と欲望。渦巻く不安。善意と悪意と、せめてものユーモア。
ここは現代社会で闘うぼくらのリング。
泣くことができたらいいのに。
必要なのは一滴の毒かもしれない・・・。

第4作は現代の日本を舞台に、将来への漠然とした不安や目前の問題と格闘するロス・ジェネ世代最年長組の物語。

CAST

椿真由美/立原麻衣/佐藤麻衣子
五十嵐明/福谷セイジ/荒川大三郎
井上裕朗/眞藤ヒロシ/佐藤晴彦/矢内文章

STAFF

       作・演出/矢内文章
         美術/宇野奈津子
         音響/上野 雅
         照明/割石敦子(東京舞台照明)
      ヘアメイク/梅澤裕子
ヘアメイクアドバイザー/鎌田直樹
       美術助手/及川千春
      稽古場助手/四宮勘一
       舞台監督/深沢亜美(るうと工房)
         制作/松本恵美子
 トータルアドバイザー/冨士山和夫
         主催/アトリエ・センターフォワード

第6回公演『ドーナツの穴』

2012年1月7日(土)~15日(日)
シアター風姿花伝(計12ステージ)

#6『ドーナツの穴』チラシ表 #6『ドーナツの穴』チラシ裏

東日本大震災をきっかけとして
あらわになった日本の構造的問題を、
GNH(国民総幸福量)を指標とする国での若者たちと
戦後復興期のパンパンたちの苛烈な物語を融合することで
あぶりだした意欲作。
未来を前向きに考えたいとの願いを込めた作品。

CAST

勝平ともこ/眞藤ヒロシ/斎藤ナツ子/勝島乙江/
堀口和也/佐藤晴彦/小田伸泰/柳下季里/
上田和弘/矢内文章

STAFF

      作・演出 矢内文章
        美術 宇野奈津子
        音響 上野雅
        照明 奥田賢太(colore)
      舞台監督 深沢亜美(るうと工房)
      美術助手 及川千春
     ヘアメイク 鎌田直樹
トータルアドバイザー 冨士山和夫
     制作・主催 アトリエ・センターフォワード

第7回公演「F」ト呼バレル町』

2012年10月4日(木)~11日(木)
シアター風姿花伝(計11ステージ)

#7『「F」ト呼バレル町』チラシ表 #7『「F」ト呼バレル町』チラシ裏

原発事故から1年半。警戒区域が見える高台。
前に進む準備のできていない男とたおやかに寄り添う女の物語。
「鎮魂」は死者のためか、生き残った者のためか。
抑圧に抗う生き様を描いてきた作品群のひとつの集大成。

CAST

稲葉能敬/井上カオリ/勝島乙江
大家仁志/尾身美詞/前田剛/広田豹
佐藤晴彦/眞藤ヒロシ/矢内文章

STAFF

           作・演出 矢内文章
             美術 宇野奈津子
             照明 奥田賢太(colore)
       照明オペレーター 大津裕美子
             音響 岡田悠(One-Space)
振付・フィジカルコーディネート 智春(チィキィ*パークゥ)
             衣裳 及川千春
          ヘアメイク 鎌田直樹
             制作 野崎百合香
           舞台監督 浦本圭亮 川除学(至福団)
     トータルアドバイザー 冨士山和夫
          制作・主催 アトリエ・センターフォワード

第5回公演『刃、刃、刃!』

2011年6月23日(木)~30日(木)
シアター風姿花伝(計11ステージ)

#5『刃、刃、刃!』チラシ表 #5『刃、刃、刃!』チラシ裏

「覚えておけ、足を引っ張るのも身内じゃ」
関ヶ原の合戦前夜。
小早川秀秋が眠る居室の天井裏に潜む忍者たち。
天下が激しく動くなか
彼らが目にしたのは、がんじがらめの自分の姿。
聞こえてきたのは、ざわめく自身の心の声。

第5回公演は、掟や命令に縛られた忍者たちの葛藤を
殺陣も含め、ほぼ全編が天井裏で展開するという実験精神で描いた問題作。

  「平成23年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
      主催/文化庁  制作/日本劇団協議会

CAST

椿真由美/眞藤ヒロシ/佐藤麻衣子
進藤健太郎/カトウシンスケ/堀口和也/瑞木健太郎
広田豹/大家仁志/矢内文章

STAFF

      作・演出 矢内文章
        美術 宇野奈津子
        照明 富松博幸
        音響 上野 雅
     ヘアメイク 鎌田直樹
      衣裳進行 及川千春
      舞台監督 深沢亜美(るうと工房)
トータルアドバイザー 冨士山和夫
  スーパーバイザー 森正敏
        制作 松本恵美子

第8回公演『ヘッダ・ガブラー』

海外戯曲シリーズVol.1 ヘンリック・イプセン作『ヘッダ・ガブラー』

2013.6.5 wed – 16 sun
渋谷ギャラリー・ルデコ
(計15ステージ)

#8『ヘッダ・ガブラー』チラシ表 #8『ヘッダ・ガブラー』チラシ裏

将軍の娘を取り囲む凡庸な人々。
へばりつく退屈さの先に
美しきヘッダは何を見たのか?
「今を生きるまなざし」と濃密な空間で挑む繊細な人間模様。
心理的リアリズムと、それを飛び越える大胆な演出で
イプセンの名作を紡いだ新たな挑戦。

CAST

渋谷はるか(文学座) 小暮智美(青年座) 井上裕朗
吉田テツタ 有希九美 小杉美香(チャリT企画) 辻親八

STAFF

     台本・演出 矢内文章
        美術 宇野奈津子
     音響・照明 アトリエ・センターフォワード
        衣裳 有島由生
     ヘアメイク 鎌田直樹
        制作 高橋俊也(Theatre-Theater)
トータルアドバイザー 冨士山和夫
        主催 アトリエ・センターフォワード