「聞く」とは、どういうことだろう?
「働きかける」とは?動詞でやってみよう!
セリフをうまく言おうとする前に
気づいておきたいこと、
考えておきたいことがあるから。舞台上で生きるために
『動詞でやってみる』
第1週:3月28日(土)29日(日)
第2週:4月4日(土)5日(日) 合計4回
昼の部 13時から16時半
夜の部 17時半から21時
※各週の土日それぞれ1回ずつ、昼夜ご都合に合わせて選んでください。
昼夜とも基本的には同じ内容となります。
都内スタジオ
参加費 1万円 (年齢不問。俳優や演出家など、演劇活動歴のある方。)
※参加者の方に、ACF作品にご出演をお願いすることがあります。
「聞く」ことで衝動が生まれ、
そのエネルギーを相手の心や身体を動かすために使う。
結局は、その連続。自分の気持ちや状態は、持っていればいい。
ただ、それを表すだけではひとりぼっちです。対話。
たくさんの情報を相手からもらい、
たくさんの情報を相手に伝える。その具体的な方法のひとつが「動詞」を利用することなのです。
今、相手に対して、自分自身に対して何をしているのか?
なぜ、そうするのか?
どうやって、そうするのか?探求は、自分の内側と外側にどんどん進みます。
すると、表現の幅や奥行きがどんどん拡がります。今回のワークショップは
ひとつのテキストからたくさんのシーンを創る試み。
「聞く」、そして「働きかける」を体感していただきます。動詞でやってみよう! 矢内文章
アトリエ・センターフォワード 代表
前回までの参加者の感想
「動詞で考える」
女優・間宮あゆみさん
WSに最初に参加したとき、私はこれまでどうやって台本を読んで、考え、分析し、何をよりどころに演技していたんだっけ?
と、ちょっと恐ろしい問いが浮かんでいました…。
実際、昔の台本を引っ張りだして書き込みを確認したほど。驚くほど書いていなかったのです、動詞というものを。
私がきっと(あたりまえ)とか(なんとなく)の世界に置き去りにして、言語化してこなかったこと。
「今、相手に対して、自分自身に対して何をしているのか? なぜ、そうするのか? どうやって、そうするのか?」
WSの場でそれらをシンプルに動詞に言語化する作業は、予想外も飛び出し刺激的で、選んだ「動詞でやってみる」は見るのも演るのも、とにかく楽しくドラマティック。
これまで様々な稽古場で学び、得てきたことは、これからきっと「動詞で考える」で有機的につなぎ、深めることができるはずと思っています。
演劇を続ける限り、必要だと思える場が増えました。次回もよろしくお願いします。
*間宮あゆみさんには翌年の公演にご出演いただくことになりました。
参加者の方に、ACF作品にご出演をお願いすることがあります。